自動車のキズ、ヘコミの修理・鈑金(板金)について

修理及び鈑金作業では、損傷を受けた自動車車体(フレーム)を適切な場所へ戻す為に専用の『フレーム修正機』を用いて修正したり、走行安全性の確保の為、ミリ単位での修復を行ないます。
パネル修正作業では、ボディの「ヘコミ」を鈑金作業にて修復し、塗装の下地とする為にパテ(粘土のようなもの)を用いて表面を平滑にします。
当社では、この作業の際に最小限のパテを使用する事を社内規定で定めており、表面強度の確保及び修復後の長時間美観維持を実現させております。

自動車の塗装について

並んでいる水色の缶が塗料缶です。(ごく一部)
お客さまのおクルマ一台一台に合わせて「調色」を行います。
同じ年式の同じ車種、同じ色のクルマでも普段の使用環境で補修色は違ってくる場合もあります。
野村自動車では、最適な色を調色できる環境、人材をそろえて高品質修理を実現しております。

マスキングを施した修理車両を「塗装ブース」という機械の中に入れます。
塵やホコリがない環境で塗装を実施する為に導入しております。
ブースの中は気圧調整(大気圧+-0.XhPa)ができるため外からの塵やホコリが入らない構造になっております。
また、同時に有機溶剤の拡散も防止しております。
ブースでは塗装に加えクリーンな環境下での乾燥もできるようになっており塗装品質向上には欠かせないものなのです。